１階・黄蘗 ページ2
「うーん……」
「……？」
なんで横で寝てたんだっけ…
まだ家についてないよね…
気でも失ったのかな…
「………？」
目の前の光景に
薄ぐらい交差点、不気味なコンビニ
の面影は一切ない。というか、
気味が悪い
黄色い壁と床が広がっていた
質感は羊毛フェルトだけど
カーペットのような布では無い
どこまで歩いても同じ景色
なんだっけ。こんな病気あるよね
「私も、心療内科に行くべきか…」
？「ここから出られたらなぁ？」
「え、……」
背後にも前にも人はいなかった。
そうのはず
なのに後ろから、耳元で
囁き声がするなんておかしい
日頃動かさないくせに足が
瞬間で前に逃げ
オーバーヒート気味の視界は
同じ年代くらいの若い男性を捉えた
sha「まずこの階で終わりやと思うけど？」
黄色いオーバーオール
ストライプのパーカー
豚のストラップ
sha「どうや？どうや？怖いやろ？？」
目の前の女は、俺の姿に恐怖慄いて
硬直したらしい。流石シャオロン様やろ！
女は酷いクマやしガリやけど、
《腹が減ってるん》やから仕方ない
sha「なんや？怖くて声も出ないんか？」
「…二浪した大学生みたい」
「なんかそういうドッキリでもしてるんですか？」
sha「え」
sha「は？？？」
sha「は？ちゃうけど。てかなんで二浪やねん」
「…いえ、私と同い年に見える割には…
服が派手だと」
sha「……」
こいつぶん殴ってええか？
女は、でも多様性があるからねとか
何故か俺を諭す口ぶり。そして
仕事があるから返して欲しいとほざきだす
え、俺怖くないん…
sha「…俺…どんな姿なん」
「…二浪した派手な大学生」
sha「…巨大で真っ黒な犬の化け物では、」
「いや、人間」
sha「…」
え、この女
《精神攻撃》がきかないんやけど？！
女は俺の質問にすら同情しだし
そういう時期だよね、と片付け出す
sha「いや！ちゃうし！派手やないし！」
「でも色はマ〇クみたいですよ」
sha「マ〇ドや！…ってほんまに人間に見えるん？」
「はい」
「とりあえず帰りたいんですけど。どうやったら帰られます？」
sha「…」
sha「帰るにはな？ここの1番下の部屋におる
アイツに頼むしかないんやで…？」
sha「グルッペン言うてな…怖い死神や」
sha「お前の人生もここまでってやつやな！」
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あちき(プロフ) - シュークリームさん» 貴方のコメントを待ってました((ついにここまで来ました！あと少しですが、頑張ります！ (5月15日 17時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 少し目を離した隙に話が進んでた、！！ついに皆のところに行ったんだ！無感情に近そうな夢主が寂しいって言うの可愛い……！気付かぬうちに堕とされていたなんて、やるなwrwrd……() (5月15日 16時) (レス) @page41 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - シュークリームさん» いつもありがとうございます！ (5月12日 11時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - お話が進めば進むほど皆の狂気さが見れて好き…… (5月10日 21時) (レス) @page36 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 夢主を連れて行くために皆必死なの好きー、！！ (5月8日 17時) (レス) @page34 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年4月16日 16時
