3階・水縹・kn絵 ページ14
「ひっ、ふっ」
kn「ほんま体力ないんやな！」
俺の攻撃は聞かなかったが、
物理的に走らせれば息切れし
ハーフタイムにもいけずに
倒れやがった
おもろ
kn「仕事ばっかしてるからやで！」
kn「あとでも1回しよーや！」
汗だらけのA
も一回したら、また休んでも1回
そしたら俺とずっとおる
俺は孤独やなくなる
のに
「…サッカーはしました。下に降ろしてください」
kn「………なんで」
「はい？」
コネシマさんは、サッカーボールを
落としたあと私の肩にすがった。
先程までの青年ではなく、今は
親に捨てられた子供のように
ほとんど光がさしてこない眼差し
シャオロンさんやゾムさんは
変身できるらしいし、彼も少年にくらいなら
できるのか
kn「楽しいやろ｣
kn「な？俺とずっとおったらええやん」
kn「お前も、俺を捨てるんか」
「…」
なんなんだこの人たち
連れ去ったくせに、捨てるとか言ってさ
私は、仕事するしか方法がないのに
「私は帰りたいです」
kn「……」
「…」
kn「ん、…？」
俺の頭に小さな手が乗った。
それは右往左往し短髪の毛が揺れる
暖ったかいわ
kn「…」
抱きついてもAは
離れへんかった。ため息を吐きながらも
よしよし、と慰めてくれた
捨てへんでや、俺と遊んだんやから
「下の階の人に、上の階の人も
自由に行き来できるように頼んでみるので
そしたら貴方はひとりじゃないでしょ」
kn「…」
なんや、なんでんなことしてくれるんやろ
優しいやつやな
Aに抱きついてるうちに、
段々と通常の格好に変身が溶けていく
それでもAは離してくれへんかったし
背中を撫でてくれた
kn「…逃げたら、殺す」
「はいはい」
kn「…待っとる」
「…」
「あくまで私は、会社員ですので」
「それじゃ」
kn「…」
階段を用意すれば、スタスタと
降りていった。あっさりな別れに
悲しみの実感すらない
でも、
…
約束してくれたんや
きっと迎えにくる、Aなら
やって無敵なやつやで？
きっとグルッペンも頷いてくれる
あとは、
kn「どーやって、…こん中に閉じ込めるか…」
《俺らの住人にさせるのも、ありやな》
───
kn
3階の住人
拘、束に関するものならだいたいできる
攻撃
主に孤独を助長させ、
狂わせて殺す
初めての感情を与えてくれたAを
閉じ込めたい
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あちき(プロフ) - シュークリームさん» 貴方のコメントを待ってました((ついにここまで来ました！あと少しですが、頑張ります！ (5月15日 17時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 少し目を離した隙に話が進んでた、！！ついに皆のところに行ったんだ！無感情に近そうな夢主が寂しいって言うの可愛い……！気付かぬうちに堕とされていたなんて、やるなwrwrd……() (5月15日 16時) (レス) @page41 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - シュークリームさん» いつもありがとうございます！ (5月12日 11時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - お話が進めば進むほど皆の狂気さが見れて好き…… (5月10日 21時) (レス) @page36 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 夢主を連れて行くために皆必死なの好きー、！！ (5月8日 17時) (レス) @page34 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年4月16日 16時
