4階・山藍摺 ページ19
「ん、…」
ここに来て目を覚ますのは、何回目だろうか
1面青緑。もしかしたら、ついに
女の子も…
rp「あ、起きましたか、？、」
「…」
やはり男の人ですよね、
なぜこの空間には女の子が一人もいないのか
私はそういう展開なんて望んでないんだけど？
特徴的なパーカーの彼は、
よそよそしく近づいてきては
へへっと照れくさそうに笑った
rp「こんちは、レパロウって言います」
rp「Aさんですよね」
「ええ、はい」
今までの人とは違ってどこか人間らしい
いや、彼らが人間らしくないが正しいか
彼は、自分は新人でまだ何を主食にするのか
決まってないこと、と
入ったばかりなのに後輩が出来そうで
不安だ。と語った。後輩？
「誰か、決まってるんですか？」
rp「え？、貴方するんでしょ、？」
「はい？」
何？どういうこと？
rp「いや、先輩方から聞いたんすけど」
rp「Aさんはここの住人になるらしいですよ」
rp「お、俺の後輩になりますね…」
rp「た、楽しいですから！」
「帰ります。ぶん殴りたいので
グルッペンさんのところに案内してください」
rp「俺が殺されます……」
Aさんは、表情は変わらないが
確実に怒ってる…。《俺のとき》とは
違うんやな
彼女の観察を続けていると社会人ということに
気づいた。堅苦しいスーツで着させてしまったのは
悪かったか
rp「とりあえず、俺に食われてください」
「…帰してくれるなら」
rp「下の階には案内しますけど……」
なんなんだこの人
女なら俺に従えばええのに
手の甲をうけとり口付けをすれば
彼らが口を揃えて言うのも納得した
おいしい
甘い
rp「…なんの感情なんやろ…」
「…」
rp「…俺らは《自分が1番強く持っていた》感情を
食べるんです。」
rp「Aさん、貴方はどんな感情を強くもってるんですか？」
「…知りません」
彼らの生体なんてさほど興味がわかない
さっさと仕事に帰りたいだけなのだ
rp「…攻撃効かないんやな」
「…かけてたんです？」
どうやら彼も餌に対して好意的では
ないらしい。疲れきった表情と汗
rp「俺の言うことを、聞く攻撃…あ！これも、住人になるときに貰えますよ！こういうやつ」
「悪徳セールスマン」
rp「…」
この人は、何をしたら俺の言うこと聞くんやろ…
……
rp「…Aさん」
「…なんですか？」
rp「今彼氏おらんかったら」
rp「僕と付き合いませんか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 755人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あちき(プロフ) - シュークリームさん» 貴方のコメントを待ってました((ついにここまで来ました！あと少しですが、頑張ります！ (5月15日 17時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 少し目を離した隙に話が進んでた、！！ついに皆のところに行ったんだ！無感情に近そうな夢主が寂しいって言うの可愛い……！気付かぬうちに堕とされていたなんて、やるなwrwrd……() (5月15日 16時) (レス) @page41 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - シュークリームさん» いつもありがとうございます！ (5月12日 11時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - お話が進めば進むほど皆の狂気さが見れて好き…… (5月10日 21時) (レス) @page36 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 夢主を連れて行くために皆必死なの好きー、！！ (5月8日 17時) (レス) @page34 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年4月16日 16時
