5階・黒柿 ページ22
「初めまして。Aです。
現実世界に戻るには、貴方に合わなければならないんですが」
gr『そうだな』
「こっちに来てくれません？早く会社に帰りたいです」
gr『…』
em「…」
強いなー、この人…
仮にも得体の知れない空間で、知らない男に
ここまで言えるなんて肝働けよ…
グルッペンさんは、それを聞いて
ケラケラ笑ったあと申し訳ない、とおいて
gr『私が来たら、そこの均衡が崩れてしまうんだ』
gr『済まないがそっちから来てくれ』
gr『すぐに帰らせてやるから』
「…誘拐したのは、そっちですよね」
「とりあえず、すぐ行くので待っててください」
「じゃ」
gr『あ、A』
gr『好きな食いもんはあるか？』
「言ったらgr『帰すかはおいといて』
「…特にないです。じゃ」
「はい、ありがとうございました」
em「あ、ども…」
em「…き、キス、するなら、階段を案内しても、いいですよ」
「なら取引成立ですね」
女としてプライドがない訳では無いが
早く出られるものなら、舐めてやる
目を瞑り口をつぼむ彼から手の甲を
借りて軽いキスを落とした。
裏切り！なんて言われるかと
身構えたがこれでも刺激が強すぎたらしい
em「え、あ、手の甲、やけど、きす、あ、っ」
「…？！エーミールさん？！」
失神した。なんなのこの人
「とりあえず、」
em「うーん、…あれ、私は…！」
「…起きましたか？」
em「…Aさん、が何故…。失神する直前に階段はあけたはずです」
「…」
気づかなかった。とは言えないな
私の太ももで戸惑っているエーミールさん
現状に気づいたらまた、顔を噴火させた
em「すみません、すみませんすみません」
「大丈夫です」
「それじゃ、下に行きますね」
em「…」
Aさんは、階段が
開かれたのに俺を、起きるまで見ててくれた
…優しい人だ。こんな人初めてや
どうしてそうなんやろ。
どうしたらそうなるんやろ
どうしたら、どうしたら、なぜ、どのように、何が原因で、何が要素で、
あぁ、気になってしょうがない
em「こ、れが恋なんかなぁ」
───
em
5階の住人
探究心を食らう
攻撃
独自にもってる攻撃法はない
ただ知識量は半端ないので、主役達の
サポーターやくや《お使いやく》になってる
Aの行動を勘違いし惚れて、
彼女を調べ尽くしたい欲求に悩まされる
───
5階の住人から、
空間がかなり彼らの思想に基づいたものになる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 755人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あちき(プロフ) - シュークリームさん» 貴方のコメントを待ってました((ついにここまで来ました！あと少しですが、頑張ります！ (5月15日 17時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 少し目を離した隙に話が進んでた、！！ついに皆のところに行ったんだ！無感情に近そうな夢主が寂しいって言うの可愛い……！気付かぬうちに堕とされていたなんて、やるなwrwrd……() (5月15日 16時) (レス) @page41 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - シュークリームさん» いつもありがとうございます！ (5月12日 11時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - お話が進めば進むほど皆の狂気さが見れて好き…… (5月10日 21時) (レス) @page36 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 夢主を連れて行くために皆必死なの好きー、！！ (5月8日 17時) (レス) @page34 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年4月16日 16時
