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1階・青柳 ページ4

「…」

シャオロンと別れたあと
しばらく階段をおりて
いつのまにか私は

さっきの部屋が黄緑になったような
空間にたっていた。先程との相違点は

床にクレーターがあり、
天井は広いということ

「…」

全然頭で理解していないが
おそらくこれは夢だ。うん、夢だ

だからはやく刺激でも与えて
目を覚まさなくては

さっさと帰って仕事しないと



「…」


いくら歩いてもシャオロンのような
派手な大学生1人もいない。疲れてきたし
喉も乾いてきた。てか、今何時だろ

「スマホ、…」

「…バグってる」

スマホは電源が着いたと思えば
消えて、ついて、の繰り返し

夢の中の制約みたいなものだろうか


zm「どーーーも」
「わ…」

やっと見つけた。まったく

男は黄緑のパーカーとズボン
某クリーパーの想像をしてしまう
デザイン。顔はわからない

zm「…ビビらんのはホンマなんやな」



A?は、俺の《変身した姿》を
みても何も驚かへん。シャオロンの
攻撃は効かんみたいやったけど

zm「俺のは効くかなア?」
「ッ!」

男は、会話もせず手のひらから
球体の爆弾を取り出し、

投げつけてきた。
背中を向けた瞬間、
ごつッと音と質量が響き



ドン!

音を立てて私の後ろが爆発する……

zm「かかッ!!この女は、俺の餌や……」
「…」

zm「…え」

Aは確かに爆発をうけたで
けどピンピンしとるやんけ!

どんだけ爆発させてもこの女
全然効かへん!どうなってんの?!

zm「え、ぇ…なんでや…」
「あの仕事行きたいので、帰り道を案内してくれます?」
zm「…俺強いはずやん」
「…あのー…」

zm「なんできかへん?!お前には、絶望とかないんか!」

「ぜ、絶望ですか…」

男は、取り乱しながら私が効かないこと
に対して不満を叫んでいた。正直夢にしては
リアルで気持ち悪いな

「…よく分かりませんけど、帰りたいので」
zm「……」

zm「もうええ、つまんな」
zm「…そこの階段」

「あ、ほんとだ」

彼に指さされた先には階段があった
…もしかして彼らに勝たないとダメとかある?

早く夢覚めてよ…

zm「…お前が強いんが悪い」
「えぇ…」
「別に、相性が悪かっただけなのでは」

「貴方は強いでしょ?」

厨二病の人はこう言っとけば
いいってスマホが言ってた

彼にも聞いたらしい
目を見開いて硬直していた

よかったよかった

さっさと夢から覚めよ


zm「…」

俺、つよい…

1階・若紫→←1階・黄蘗



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あちき(プロフ) - シュークリームさん» 貴方のコメントを待ってました((ついにここまで来ました!あと少しですが、頑張ります! (5月15日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 少し目を離した隙に話が進んでた、!!ついに皆のところに行ったんだ!無感情に近そうな夢主が寂しいって言うの可愛い……!気付かぬうちに堕とされていたなんて、やるなwrwrd……() (5月15日 16時) (レス) @page41 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - シュークリームさん» いつもありがとうございます! (5月12日 11時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - お話が進めば進むほど皆の狂気さが見れて好き…… (5月10日 21時) (レス) @page36 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 夢主を連れて行くために皆必死なの好きー、!! (5月8日 17時) (レス) @page34 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2024年4月16日 16時

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