１階・若紫 ページ6
syp「アンタの味に惚れました」
「意味がわからないです。
さっさと家に返してください」
名前も知らぬ男は、私の味を
流暢に熱弁しだした。助け舟のゾムは…
zm「…そんなに、上手いん」
syp「ええそりゃもう、…くわ「いｯ」
「…」
zm「…うま…！」
見た目で判断したらあかんとは
この事か。手の甲を上書きした瞬間
今まで感じたことなかった刺激が俺の舌を
弄ぶ
あかん、これ美味いわ
…
zm「A、お前、そんなに絶望あるん？」
「意味がわからないです」
さっきからなんかんだこの人たち
syp「Aさん。俺大事にしますよ」
「知らない人に、嫁にいく利点がありません」
syp「あぁ、」
syp「ショッピですっ」
syp「俺の餌は優越感と劣等感です。大食いやないので食う頻度は少ないけど、…Aさんは
沢山食ってしまうかもしれへん」
「…餌とかよく分からないです」
「とりあえず会社に帰らせてください」
syp「いやや」
zm「いや」
「…」
私の手の甲にほんとに惚れたのか
2人は私に抱きついてきた。
ぎゅむ、と2人分の質量が容赦なく襲う
早く夢冷めてよ
「会社、行かないと…」
なんだか疲れてきた。
散々意味わからない人達に
付き合わされたからか
抵抗はしたが、《何故か》抗えず
意識が砂の速さで落ちる
……あれ、なんで夢の中なのに
眠るんだろ…
─
？「お前ら、食いすぎやろ」
zm「…美味いのが悪いねん」
syp「そうっすよ」
俺の部屋はこの人が入った瞬間
《赤く染まった》
俺は、彼に対して勝てる気がしない
勿論ゾムさんも無理だ
？「とりあえず、俺の部屋に連れていくわ」
？「お前らは食ったんやから寝とけ」
？「偏食のゾムが好きなんやから上等なんやな」
？「…」
？「俺、《赤い》かやから平等に配りたいねん」
zm「…」
syp「…」
───
syp
１階の住人
力は不明だが、変身も出来るらしい
攻撃
主に劣等感と優越感を助長させ
精神的に不安定にさせる
Aの味に惚れたので、
なんとか手中におさめたがっている
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あちき(プロフ) - シュークリームさん» 貴方のコメントを待ってました((ついにここまで来ました！あと少しですが、頑張ります！ (5月15日 17時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 少し目を離した隙に話が進んでた、！！ついに皆のところに行ったんだ！無感情に近そうな夢主が寂しいって言うの可愛い……！気付かぬうちに堕とされていたなんて、やるなwrwrd……() (5月15日 16時) (レス) @page41 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - シュークリームさん» いつもありがとうございます！ (5月12日 11時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - お話が進めば進むほど皆の狂気さが見れて好き…… (5月10日 21時) (レス) @page36 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム - 夢主を連れて行くために皆必死なの好きー、！！ (5月8日 17時) (レス) @page34 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年4月16日 16時
