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｢だって私は"無能"だからさ────
トントンもそう思ってるんでしょ?
だからさこんな風に優しくしないでよ…勘違いしちゃうじゃん｣
私は泣きながらそう言った
私は”無能”だから幹部のみんなから優しくされちゃだめだから────
あやせたちだけに優しくされればいい、それだけでいいの
幹部のみんなは私じゃなくてサリィに優しくしてればいいのに
｢なんで…トントンが泣いてるの?意味分かんない…私なんかのために泣かないでよ｣
意味がわからなかった
なんでトントンは私なんかのために泣いているのだろうか?
あのときにどうしてサリィから助けてくれたのだろうか?
そんなことを考えているとトントンから抱きしめられた
tn｢ごめん…ごめんな｣
｢だからなんでトントンが泣いてるの?｣
tn｢Aは"無能"なんかじゃない…俺が近くで仕事見てたからわかる。
でも、みんながAのこと"無能"って言うからだんだん自信が持てんくてなんも言えんかった
ほんまにごめん…許してくれ｣
トントンはそう言いながら泣いた
だんだんと声は小さくなっていったが私を抱きしめる力は変わらなかった
私はそんなトントンを見てたらだんだん落ち着いてきた
｢…うん…うん。ごめんね。もう大丈夫だよ｣
tn｢…ほんま?｣
｢うん｣
tn｢そか。ならよかったわ｣
｢ありがとねトントン｣
tn｢…なぁ｣
｢ん?どうしたのトントン｣
tn｢いつも"トントンさん"って言うんに、今は"トントン"って言ってくれるんやな｣
｢っ…!?あ…軽々しく呼んでごめんなさい｣
tn｢いや、それはええんよ てかこれからはそう呼んでほしいんやけど…｣
｢え…で、でも…｣
tn｢せめて二人のときだけでもええから……な?｣
｢うっ…わ、わかった｣
tn｢よしよーし｣
そう言いながらトントンは私の頭を撫でた
｢っ…/// 恥ずかしいからやめてほしい…｣
tn｢あぁごめん…ついな、笑
まぁでもこれからはAの味方やからなんかあったら言ってな?俺があいつらに粛清したるから｣
｢ほんとっ!?うれしい｣
tn｢ほんまやで〜｣
｢じゃぁはい!｣
私はトントンに小指を向けた
tn｢ん?｣
｢指切りげんまん!!約束しよっ!｣
tn｢ええよ｣
｢どんなときでも私の味方って約束してくれる?｣
tn｢もちろん約束するで｣
｢指切りげんまん嘘ついたらトントンのこときーらいになるっ! 指切った♪｣
tn｢ゑ｣
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漆紫-urushi-(プロフ) - なーさん» いえいえ〜。 いまさらですが、無理しない程度に更新頑張ってください！ (6月3日 0時) (
レス) @page16 id: 6098977d7f (このIDを非表示/違反報告)
なー(プロフ) - 漆紫-urushi-さん» わわっすみません^^; 注意ありがとうございます；； (6月2日 23時) (レス) id: bbfbefa3d8 (このIDを非表示/違反報告)
xxq - めっちゃ好きです！すごく続きが気になります！更新頑張ってください！ (2021年10月1日 23時) (レス) @page8 id: 138a405741 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なー | 作成日時：2021年9月23日 18時
