1-13 ページ13
部活と言えば青春を送るために欠かすことの出来ないシステムだ。前世の私も、まぁ、部活には入っていた。し、ディリーフ家の名誉を少しでも回復させたいので今世でも部活に入るつもりはあるのだが。
んー、どうしよう。
オリヴィシャル学園、部活が多い。
とりあえず運動部は論外。生まれてこの方逆上がりが出来た試しなし。パンチ力だけが強い女になってしまった。
だがしかし、文化部でも軽く15個ほどはある。
でも、入るんだったらやっぱりこの世界にしかないようなのが良いな。
『えーと？魔物研究部、魔法研究部、魔具研究部らへんかね？』
プリントの部活一覧を確認してぱっと見当たる部活を探す。部活見学はなんと明日からだった。なぜ聞き逃していた、私。とりあえずそこら辺の3つを回って、気になったところに行くとしようか…。
tr「ディリーフさんどこ行くの？」
背後から急に声がしてばっと振り返る。そこにはウメもといたらこと…
『あーと…貴方は…』
gt「ぐちつぼ〜。苗字とかどーでもいいから、そこら辺はてきとーに」
確かたらこの話によく出てきていた人物だ。
攻略対象ではない…。モブとメインになったキャラの見分けが難しすぎる。
『ぐちつぼさんですわね。私はA・ディリーフと申しま「あーそういうのいいんで」酷いわね！？』
gt「名乗られてもまあ知らないはずがないしぃ」
そうだとしても建前ってもんがあるだろう。私を怖がらないのもあるし、このぐちつぼという人物は中々に特殊らしい。
tr「まーまー、それはいいから。そんでどこの部活行くの？」
『ええっと…魔法に関する部活かしら。今はこの3択で悩んでいて…』
tr「へー。魔法研究部ってオリジナルの魔法を作ったりもするらしいよ。これで気に食わない奴らを一網打尽！！」
『するはずありませんわ』
gt「じゃあ服役？」
『更にありえませんわ』
tr「分かった、消滅させるんでしょ！」
『揶揄ってる？？』
思わず語気を強めると2人は楽しそうに笑う。なんだコイツら。
『はぁ…とりあえず明日の部活見学で決めますわ。貴方がたはどうするおつもり？』
tr「え、何を？」
『部活よ、部活。お二人はもう決まっているの？』
gt「部活…？？」
たらことぐちつぼはお互いに顔を見合わせる。まるで聞かれるなんて思わなかったという顔…と思いきや、すぐに答えが返ってきた。
tr「まぁ」
gt「ディリーフ嬢と」
tr.gt「「一緒だろ」」
『は？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1365人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ころころ - この作品好きですこれからも更新頑張ってください後私の作った小説見ていただけると嬉しいです (4月29日 15時) (
レス) @page18 id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - あんみつさん» コメントありがとうございます！！応援しています！ (3月31日 20時) (レス) id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» 遅くなって申し訳ないです！更新頻度は遅いですが頑張りますので末長く応援してくださると嬉しいです〜！ (3月30日 14時) (レス) id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - 更新されてる?!あざます！！！ (3月29日 17時) (レス) @page18 id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» ありがとうございます〜！これからも頑張ります！ (1月28日 19時) (レス) @page16 id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
