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『貴方たち、なぜ私について来るの…？』
tr「えー、ダメなの？」
gt「行き先が偶々被ってんだよナー」
rd「マジでなんなのコイツら」
授業も終わり、部活見学がいよいよ始まった。既に魔物研究部と魔具研究部に行き終わっている。次は魔法研究部なのだが…たらことぐちつぼが永遠についてきては口を出している。らっだぁに関しては元々一緒の部活が良いと言っていたのでそれはいいのだが、この2人、昨日の言葉がまさか冗談ではないだなんて。
『…まぁいいわ、らっだぁもあまり気にしないでちょうだい。さ、魔法研究部へ行くわよ』
gt「"魔力の少ない生徒でも気兼ねなく来れる！先生監修の元、様々な魔法の研究をしています！"…気兼ねなく来れるだぁ？嘘に決まってんだろ！こういうのはぜってぇカースト生まれてんのよ」
tr「同意だわ」
『悪口はそこまでよ。もう目的の教室につくのだから』
実は部活見学を経て魔物研究部と魔具研究部には行くつもりが失せてしまった。魔物研究部の飼っている魔物の見た目はえげつないものが多かった。魑魅魍魎と3年を過ごしたくはないので却下。魔具研究部は初めはいいかもと思ったのだがラニが魔具に興味津々だったという噂を聞いてしまったので却下。ヒロインとお関わりにはなりたくない。
「あぁー！？A・ディリーフ！！！！」
何！？
突然名前を大声で呼ばれるとか私何かした！？！？
教室からひょっこり飛び出して出会い頭に叫んだのは聞き馴染みのない声だった。
いや、正確に言えばその人については知っていた。
「貴方あれや！グルさんがちょくちょく名前出してた人！！こんなとこになんの用ですか！？」
"エーミール・トリビア"。まさか彼が魔法研究部とは…いや解釈一致だ。それは嬉しい。
エーミールといえば、口説き文句がおかしいキャラという定着がある。事あるごとに変なものを持ち出してはキュンともなんとも来ない口説き文句を仕掛けてくる。それでも最後の告白シーンで彼らしくないなんの捻りもなく直球に愛を伝えようとしたのはプレイヤーを沼へ引きずりこんでいったはずだ。またギャップの差も激しいのもエミ沼に引き摺り込まれる理由の一つでもある。
『部活見学をしに来たのだけれど…』
em「えっ？…あ、ああ確かに、それしかないんやった。…ゴホン！改めてまして、ようこそ魔法研究部へ。私は部長のエーミールと申します。宜しくお願いいたします」
tr「この人ホントに大丈夫？」
gt「精神不安定なんじゃね」
em「聞こえていますからね！？…はぁ……気を取り直して、我が部の素晴らしいところをレクチャーして差し上げましょう。さぁ、教室の中へ」
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ころころ - この作品好きですこれからも更新頑張ってください後私の作った小説見ていただけると嬉しいです (4月29日 15時) (
レス) @page18 id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - あんみつさん» コメントありがとうございます！！応援しています！ (3月31日 20時) (レス) id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» 遅くなって申し訳ないです！更新頻度は遅いですが頑張りますので末長く応援してくださると嬉しいです〜！ (3月30日 14時) (レス) id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - 更新されてる?!あざます！！！ (3月29日 17時) (レス) @page18 id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» ありがとうございます〜！これからも頑張ります！ (1月28日 19時) (レス) @page16 id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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