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化学室、物理室……ならぬ、魔法室と看板に掲げられた教室の中は目を見張るくらいに美しい色で溢れていた。
赤、青、緑、黄。様々な色の魔法陣が中にいた生徒の数だけ描かれており、プロジェクションマッピングで見るようなエフェクトが目の前に実在している。
em「我々魔法研究部は名前の通り魔法についての勉強をしています。文化祭ではグループを作ってオリジナルの魔法を使ったショーをしています。今は次の魔法展で出品するガラスシェルターという物を個々で作っている最中です。ガラスの中に魔法を閉じ込めた置き物ですね。スノードームのように魔法がちらちらと舞う物もあれば、ガラスの中で稲妻が不規則に降ったり、魔法で作られた花がくるくると回っていたりするものもあります。子供用の制作キットも販売されているような身近な物なので知っている方もいるのではないでしょうか。キットでは作るものが限られていたりしますが、今まさにここでは自分だけの最高のガラスシェルターを考え、作っているのです。嗚呼、余談ですが魔法を使わずに着色した砂や小さな造花など実在する物で作ったガラスシェルターのことをガラスドームといってそれは_____」
gt「その辺で十分っス」
ぐちつぼがエーミールの話を遮った。話が長いというのはエーミールのアイデンティティといえるような特徴だ。この場でご清聴できて嬉しく思う。
em「あぁ！すみません、私話が長いといつも言われてしまうんですよ…。ま、まぁ取り敢えず見ていって下さい！お帰りの際は私に何も言わずとも結構ですので…！」
エーミールはそういってから、席に戻ってまた魔法を編み出す作業に復帰した。一つ一つ光を練り上げる作業はまるで絵を描いているような感じだ。彩度、明度、色相。どれをどうすればいいのかを考え、試行し、繰り返す。
『私、この部活にするわ』
rd「Aがそういうなら俺も！」
gt「奇遇だなぁ、俺もこの部活がいいわー」
tr「俺も俺もー本当奇遇だわー」
らっだぁのぐちつぼとたらこに対するヘイトがすごい。恐ろしい顔をして2人を見ている。殺されるなんてことがなければいいが…いや、魔法は封じられてるから無理……いや刃物あるわ、殺されかねん。
｟……まぁ、後で考えよう｠
幸いやり直すことはできるのだ。まずはその問題よりも。
「で、ディリーフ嬢よ…」
「静かにしてよ、気付かれちゃうわ」
『………………はぁ』
私を怖がっているであろう部員達をどうこうする方が先だ。
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ころころ - この作品好きですこれからも更新頑張ってください後私の作った小説見ていただけると嬉しいです (4月29日 15時) (
レス) @page18 id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - あんみつさん» コメントありがとうございます！！応援しています！ (3月31日 20時) (レス) id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» 遅くなって申し訳ないです！更新頻度は遅いですが頑張りますので末長く応援してくださると嬉しいです〜！ (3月30日 14時) (レス) id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - 更新されてる?!あざます！！！ (3月29日 17時) (レス) @page18 id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» ありがとうございます〜！これからも頑張ります！ (1月28日 19時) (レス) @page16 id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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