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女子たちに囲まれて一際目立つ顔。
それは私が見たいと思っていた、攻略対象の1人。
sya「あっ、お前！」
"シャオロン・トライルアーチ"。シャオロンは私をなぜか知っているようだ。纏わりついていた女子をかき分け、急に私の手を無理やりに握った。
sya「お前やんな、グルッペンが言ってた奴！A…で合っとるよな！俺シャオロンっていうねんけどさ！俺、てっきり委員会になんて入らんかと！それに福祉なんて尚更やしっまさか来るなんて驚いたわ！」
WHAT!?
急な握手！？何かの洗礼！？初めからハードルが高すぎるんだけどどゆこと！？！？
sya「これはショッピ君に自慢できるなぁ…あ、廊下に立たせたままでごめんな？取り敢えず座ってや！な？」
私の通り道を塞いでいたシャオロンは道を開ける。いやいやいやいや、座れといわれましても……周りが…。
座っている女子にチラリと目を合わせただけでギロッと睨まれる。こんなのに囲まれるなんてキツすぎる。
仕方なく空いている席に座れば、後ろから痛い視線を感じる。大丈夫大丈夫、睨まれてない、睨まれてない……。
***
sha「てことで、今から今月することを発表させてもらうで！俺は福祉委員会委員長、3年のシャオロン・トライルアーチや！」
ys「2年、福委員長の"ヤスゴヤ"ですー！よろしくお願いします！」
2人が息を合わせてお辞儀をする。そういえばゲームに出なかったから福委員長の存在を忘れていた。ヤスゴヤは名字がないのか。
na「はいはい、発表の前に…福祉ってどういうことをするかだけ説明させてね。どうも、担当のナカムエイド・ケイアです。
俺たち福祉委員会は大雑把に言うと色んな人に良いことをするよ。
寄付とか、偶に外国に出張して孤児院に読み聞かせをしたりご飯を配布したげたり。
その時は俺たち先生がみんなに翻訳魔法をかけるから言語の違いは心配しなくていいよ」
sha「で、今月の活動はルビマーク回収や。必須は呼びかけ、やる気のある奴はポスター作り手伝ってな。お前らも集めるんやで？」
質問などあれやこれやあり、最初の委員集会は締めくくられた。さて、私は良いことをしなければ。
『すみません、トライルアーチ先輩』
sha「シャオロンでええで」
『ではシャオロン先輩。ポスター作りを手伝わせていただいても良いですか？』
sha「やる気あるな！ええで！俺6グループにおるから、明日俺に取りに来てな」
えっ。
…またカオスになりそうな気が………。
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ころころ - この作品好きですこれからも更新頑張ってください後私の作った小説見ていただけると嬉しいです (4月29日 15時) (
レス) @page18 id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - あんみつさん» コメントありがとうございます！！応援しています！ (3月31日 20時) (レス) id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» 遅くなって申し訳ないです！更新頻度は遅いですが頑張りますので末長く応援してくださると嬉しいです〜！ (3月30日 14時) (レス) id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - 更新されてる?!あざます！！！ (3月29日 17時) (レス) @page18 id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» ありがとうございます〜！これからも頑張ります！ (1月28日 19時) (レス) @page16 id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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