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shk「二人とも、一体どこに行ってたんだ？」
tr「なはは〜…すませーん、職員室に行ってて」
『た、たらこさんは私の忘れ物の同伴をしてくださったの、責任は私にありますわ…』
tr「俺は好きでついてきただけだもーん、俺も怒られるべき！」
ホームルーム、教卓の前のナカム先生に怒られる……のは予想していた、が。
流石にその様子を見ているクラスメイトの女子らがぼそぼそと私を指さしながら話しているとは思わなんだ。何を言っているかは聞き取れないけど、まぁ、よからぬことを話しているんだろう。
shk「んで、忘れ物は見つかったのか」
『えっと、次の休み時間に回収しに行く予定です』
shk「分かった。次の授業は…ナカムか。多少の遅刻は許してくれるよう連絡しとくから、ちゃんと取りに行ってこいよ。席座れー」
いかつい見た目の反面、優しい性格というギャップ萌えをこんなに自然に曝け出すものか。一生推すわ。
……なんてことを漏らす訳にもいかないので、『ありがとうございます』と会釈し、私とたらこは席に着いた。
***
コンコン、と学校唯一の木製のドアを軽くノックすると、「どうぞ」と返され、少し身をかがめながら入室した。
『失礼いたします』
28「いらっしゃーい。僕がね、学園長代理のふたば先生です。忘れ物を取りに来たんだよね？」
『はい。あの…私の使い魔はどちらに？』
その答えが返される前に背後から思い切り両肩を叩かれる。軽く悲鳴を上げて距離をとりながら振り返ると、見覚えのある顔が意地悪な笑顔でそこに立っていた。
pk「よーくも俺を忘れてったなー？？」
『あっ、えと、う〜んと……』
pk「ふーん、Aにとって俺ってそんなもんなんだ、ふーん……」
『心にくるからやめて…ごめん…ごめんって……』
それでも口を尖らせてこちらをじーっと見るものだから、私は目線を逸らしてふたば先生へ密かなヘルプを送った。それに気づいたようで、ふたば先生はやれやれといったように笑う。
28「お探しの使い魔が見つかってよかったよかった。ささ、感動の再会もいいけど授業始まっちゃうよー。ディリーフさん、次の授業は？」
『使い魔とのコミュニケーションの授業です』
28「それじゃ早く行かないと。ぴくと君と仲良くするようにね」
『えぇ、ありがとうございます。ぴくと、早く行きましょ？』
pk「はあーい」
ぴくとは人形へ姿を戻し、ふよふよと私の肩に乗っかる。この姿では重さは全くないので、そのまま校長室を出ることにした。
『失礼いたしました』
28「またねぇ」
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ころころ - この作品好きですこれからも更新頑張ってください後私の作った小説見ていただけると嬉しいです (4月29日 15時) (
レス) @page18 id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - あんみつさん» コメントありがとうございます！！応援しています！ (3月31日 20時) (レス) id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» 遅くなって申し訳ないです！更新頻度は遅いですが頑張りますので末長く応援してくださると嬉しいです〜！ (3月30日 14時) (レス) id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - 更新されてる?!あざます！！！ (3月29日 17時) (レス) @page18 id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» ありがとうございます〜！これからも頑張ります！ (1月28日 19時) (レス) @page16 id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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