【実況者】お嬢様の聞き係

十話　信用だけはできない使い魔 ページ10

『え、あ…これ失敗したんですよね？悪魔なんて呼び出せるわけ…』


rb「…やり方は間違えてないで…」


『……ええ……』


だから嫌だったんですよ。呼び出しとか
寿命無駄にするとかヤバいでしょ。


『契約しませんから…そのお帰りに…』


？？？「ええ〜！寿命くれないのぉ？」


『ひぇ…』




レイ「ダメよ、この子の寿命はあげられないわ。」


rb「自分のこと一番に考えろや」


nkm「呼び出したのはそっちでしょ、……人間のそういう所が嫌いなんだよねー」


『……寿命じゃなくて…違うものは…ないですか？』


nkm「ウ〜ン…血かなぁ…」


pkt「そんなんあげたら貧血になりません？大丈夫ですか？」


『その位ならあげれるし、貧血は別に大丈夫です。』


少し位ならあげれるし、貧血にはなりにくい体質だから大丈夫だと思う……


『それで契約できませんか？』


nkm「……まぁイイヨ、納得いかないけど生きるためだし。」


br 「えぇー！！血かぁ…まあいいや！僕はBroooockだよ！よろしくね、ご主人様！」


『ご、ご主人様……？』


br「うん！いや？」


『かなり嫌です…Aでいいですよ。』


流石にご主人様呼びは嫌だな。

赤いパーカーの角が生えた方はぶるーく…様？
覚えとかなきゃ…


『よろしくお願い致します、ぶるーく様』


br「ええ！！様付け？」


『いやですか？』


br「いやって言うか…僕は君に使える側なのに様は変じゃない？呼び捨てでいいよ！他の皆もね」


shk「勝手に言うなよ…いいけどさ…俺はシャークん、なんとでも呼べばいいよ。」


『シャークん様…じゃなくてシャークんさん？よろしくお願いします』


kn「俺はきんとき！！で、このずっと無口な奴はスマイル。よろしくお願いしますね、A」


呼び捨て…距離のつめるの早いなぁ…
それに様付けがダメって…かなりなれない……


『はぁ…』


kr「人数多いよな、俺はきりやん。なんとでも呼んで。」


『はい、よろしくお願いします、きりやんさん』


kr「なかむ、拗ねてないでなんか言ったら？」


『なかむさん…これからよろしくお願いしますね」


nkm「……よろしく、でも信用はしないよ、お互いね」


『……私も、守らなきゃいけない人がいますので…凄く信用はできませんが…仲良くは…なりたいです』


nkm「仲良く…？仲良くね…まあ出来たらね。」





この悪魔と仲良くなれないかもだけど大事な人を守るためなら…自分を犠牲に…

十一話　──なあなたと→←九話　可愛い小悪魔？達

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す