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「なん…これ…！」
「…っく…はははははっ！ショッピが言ってた意味がようやく分かったわ！」
コネシマはペッと口から血を吐き出す。
右手をかざすと短刀が現れ、それを強く握り口角を上げた。
「なるほど、確かに誓いたくなるなぁ。俺が守ったるって！」
先に動き出したのはコネシマ。
後ろから魔物に斬りかかると、悲痛な叫び声が辺りに響く。
「これが…」
Aを見ると冷や汗を流しながら安心させるかのようにニッと笑って、口を開く。
「神…様…助けて…くれる…？」
「……っ当たり前や。俺やって、お前ら人間守ってきてんねんぞ」
金糸雀色の瞳が星のように輝く。
手をかざすと、現れたのは柄(え)の長い金槌のような武器。
ハンマーに近いだろうか。
「おい卵野郎。ぶっ潰したんねん」
ハンマーの先端を魔物に向ける。
相変わらず壊れたおもちゃのように俺の名前を呼ぶ魔物はコネシマと対峙し疲弊していた。
体勢を低くし、思い切り床を蹴り外に飛び出す。
大きく空中に飛び上がりハンマーを振り上げた。
「シャオロンシャオロンうるせぇんだよ！！」
卵形の魔物の脳天目掛けて思い切りハンマーを振り切った。
魔物はそのまま潰れるように地面にめり込み、塵となり始める。
『シャオロ…ン……シャオ…ロン……ガイ…ヌシ…ユルサ……』
ブツブツと何かを呟きながら魔物は完全に消滅した。
消えた魔物を見ながらふと違和感を覚える。
「……カイヌシ？」
カイヌシ？飼い主か？
どういう意味だ？
いや、そもそも意味があって話してるのか？
考えているところで、コネシマが慌てた様子でAのところに駆け出した。
振り向くと、Aは縁側で倒れている。
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味鈴(プロフ) - あいすみるくてぃーさん» ありがとうございます！好きに刺さったなら幸いです！気長にやっていきますのでよろしくお願い致します！ (6月5日 7時) (
レス) id: 0263eefc6e (このIDを非表示/違反報告)
あいすみるくてぃー - 初コメ失礼します！めちゃめちゃ好きです！続き楽しみです♪ (6月4日 0時) (レス) @page10 id: 371807440b (このIDを非表示/違反報告)
味鈴(プロフ) - 檸檬さん» わー！コメありがとうございます！気長にやっていきます！嬉しいです！ (6月3日 21時) (レス) id: 0263eefc6e (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (6月3日 20時) (レス) @page4 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：味鈴
| 作成日時：2023年6月2日 21時
