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「A…！」
どうやら気絶しているらしい。
無理もない。
全快ならまだしも、体調が悪い中２人同時に完全契約をするなんて。
Aの並外れた力が無ければ死んでいたっておかしく無いはずだ。
コネシマはAを横抱きにする。
「今日は俺らの方で寝かせよう。部屋もめちゃめちゃや」
「せやな。トントンの部屋なら安心やろ」
コネシマが移動を始めたところで、ロボロとショッピが到着する。
「おっそいねん！何しとったんや」
「そりゃこっちのセリフや！なんの気配も感じんくて…大きい音がしたから慌ててきたらこの有様で…」
コネシマに横抱きにされ、気絶しているAを見てショッピは顔を青くする。
「Aさん…！」
「大丈夫や。ただ気絶してるだけ、心配ない」
そう言うコネシマと俺の瞳を見てロボロはハッとする。
「まさかお前らも…」
「せや。すんごいなほんまに」
Aの血を飲んでから、ある程度の力は感じていた。
でもこれは桁違いだ。
ショッピが言ってた事も納得できた。
彼女のためなら命さえ惜しくない。
そう思わせる何かが流れ込んでくるのだ。
「４人の完全覚醒。体調悪いから気絶したんか？それとも力の流しすぎって事はないか？」
不安そうに顎に手を添え考えるロボロ。
「…分からん。とにかく目覚めるまで待つ。今回みたいに訳分からん魔物も今後増えてきそうや」
コネシマはそのままトントンの部屋の方に消えた。
ロボロは考え込み、ショッピは力になれなかった自分にイラついているのか拳を強く握り佇んでいる。
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味鈴(プロフ) - あいすみるくてぃーさん» ありがとうございます！好きに刺さったなら幸いです！気長にやっていきますのでよろしくお願い致します！ (6月5日 7時) (
レス) id: 0263eefc6e (このIDを非表示/違反報告)
あいすみるくてぃー - 初コメ失礼します！めちゃめちゃ好きです！続き楽しみです♪ (6月4日 0時) (レス) @page10 id: 371807440b (このIDを非表示/違反報告)
味鈴(プロフ) - 檸檬さん» わー！コメありがとうございます！気長にやっていきます！嬉しいです！ (6月3日 21時) (レス) id: 0263eefc6e (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (6月3日 20時) (レス) @page4 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：味鈴
| 作成日時：2023年6月2日 21時
