04:人間ってサプライズ好きなんでしょ ページ4
タイトスカートを捲られたことで、肌色のストッキングと色気のないパンツが剥き出しになり、彼の手に慌てて自分の手を重ねるが力の強いことこの上ない。私の両手の力も彼の片手の力にすら敵わないらしい。…神様チート過ぎるだろ。
「ちょ、な、なにしてるんですかっ！？」
「ごめんね〜少し破くよぉ」
びりり、と容赦なく布が破かれる音がして、神様に襲われる！？とパニックになり「やめて…」「ねぇ！」とか細い声を立てる。しかし、しんぺい神には届いてはいないらしい。ひんやりとした手で太腿を撫でられて「ひゃっ」とあられもない声が出る。声を隠すためにぐっと手のひらで唇を覆う。
しんぺい神は私のその反応に、クスクスと笑みを漏らすと顔をグッと近づけた。
「見てみて〜。これ俺のシンボルマーク」
そこに浮かび上がっていたのは、水色と金色の差し掛かった太陽と月が重なったような紋章であった。
「なに、これぇ…」
痛みと熱さと恥ずかしさ…感情の整理が出来ぬまま神様に問いかける。
「ん？ これは俺の加護だよぉ」
「…加護」
「うん。お守りみたいにキミを守ってくれるもの」
「………せめて一言言ってくれませんかね」
「人間ってサプライズ好きなんでしょ」
ツッコむことを放棄したい。本当にこの神を相手にするのは疲れるのだ。スリスリと触る彼の手を叩いて距離を取る。彼は叩かれたことも気にせずにうんうん、と頷く。
「わ、もう隠しちゃうの？悪いもんじゃないのに」
重なった唇の感触も消すようにごしごしと荒っぽく拭き、身だしなみを整えてしんぺい神と向き合った。
「私、承諾した覚えはありません」
「目が『助けて』って言ってたよ。それにそれがついたらもう俺からは逃れられない。…他の神様に縋り付く、なんてもってのほか」
「………」
「大丈夫。悪いようにはせえへんから」
やはり人を威圧する何かが彼にはあって…私は一歩、二歩と後ずさった。
05:ゲームか何かの話ですかそれ→←03:キミの人生を、貰ってもいいよね
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#みなせ(プロフ) - はァｯバチくそに大好きな作品を見つけてしまった…!!!いや、見つける運命だったのかもしれない!!!!!!!rbrと夢主ちゃんが最初に仲間になるの…神では???続き楽しみに待ってます!!!!!!!体調にお気をつけください〜! (4月30日 17時) (
レス) @page35 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
鳩山(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます…！最新話までお読みいただき感謝しかありません。おもち様もご自愛くださいませ！今後ともよろしくお願いします。 (8月2日 13時) (レス) id: 34023827fc (このIDを非表示/違反報告)
鳩山(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます…！面白いと言っていただきすごく安心しました！ゆっくり更新ではありますが今後ともよろしくお願いします。 (8月2日 13時) (レス) id: 34023827fc (このIDを非表示/違反報告)
おもち - 次の展開が楽しみすぎる！無理せず頑張ってください！ (7月25日 22時) (レス) id: 5f4d3dd2ed (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (7月24日 17時) (レス) @page29 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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