28日目 ページ29
cr side
さっきはあんなに行くに決まってんだろ、みたいな顔してた癖に
朝食時に言った筈なのに、今はもう逢魔が時
俺だって、此奴等だって、あの幹部と総統の本音ぐらい分かってる
それぐらい分かりやすいんだよ彼等は
さっきだって、明らかにココ様よりその場にいなかったA様の方に好意をもっているように見えた
なのに、どうして、来ないんだよ、、、
隊長は、俺等じゃないんだよ
隊長は、隊長が待っているのは
…この国の幹部と総統なんだよ
なんで彼等は気づかないんだよ
鈍感な要素なんて軍人である俺等には要らない筈だろ
隊長は彼等に酷いことされたって、一番好きな人は彼等なんだよ、何があってもさ
なんで気づいてやれねぇんだよ、なぁ
nt「幹部様方と総統様、来ないよ…？どうしたんだろ？」
ニートリヒの言葉でこの場にいる全員が俯く
ルーイヒは何も言わずに優しく頭を撫でる
nt「ねーえー、A様が起きたときあの方々がいなかったらA様、また泣いちゃうよ？」
cr「……また？」
nt「？うん、私が眠れなくてA様の部屋に行こうとしたらね、部屋から泣き声聞こえたから、ルーの部屋に行ったとき何回もあるよ？」
ri「え、そうだったの？てっきり僕の部屋にしか来ないものかと思ってた…」
隊長、泣いてたんだ
「副隊長、そろそろ食堂に行かないと…何でA様の隊だけいないのかと疑われてしまいます」
「え、やっべぇじゃん！A様に迷惑かけるだろ、それ…」
cr「…今日はもう帰ろう、明日の夜、また様子を見に来ようか」
俺のその言葉で段々と兵士達が立ち上がってこの部屋から出ていき、ついにニートリヒと俺の二人だけになった
それでもニートリヒは動こうとしない
cr「…どうしたんだ？ほら、今日はニートリヒが好きなオムライスが夕食なんだぞ？食べなくていいのか？」
そう声を掛けてあげると肩をフルフル震わせながら、泣くのを堪えるように下唇を噛み締め、眉を潜め
nt「おむらいす、、より、A様のほうが、すきぃ…」
ついにポロポロと涙を零した
cr「奇遇だな、それは俺も、お前と同じ隊の奴も同じだぞ」
そう告げると、か細い声で
「うん、知ってる」
と
「…あのね、私はずっとみんなと笑っていたかった、前みたいに、だから＿＿＿」
と、そう言われた
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てんし - ああああああshoちゃぁぁぁぁぁん!!?主人公ちゃん死んでまうて…!!! (5月15日 22時) (
レス) @page32 id: f0d92d9578 (このIDを非表示/違反報告)
パックンチョ(プロフ) - shoちゃ！？ 役に徹し過ぎって言ってんの... 愛してるなら態度で示そうよ♪ほらその暴行やめろ♪ ﾊﾟｧﾝﾊﾟｧﾝ (5月15日 21時) (レス) @page32 id: 770dd10463 (このIDを非表示/違反報告)
オバケ(プロフ) - 主人公ちゃんに何してくれてんねんsho、ドつくぞって言いたい主人公ちゃん過激派通ります。 (5月13日 0時) (レス) @page32 id: fd8a4e3138 (このIDを非表示/違反報告)
さめ(プロフ) - ええええshaさん？！？！ヤバい急展開過ぎて情緒がおかしくなっちゃうw次が気になる〜！！更新お疲れ様です、相も変わらず面白いです！ (5月12日 23時) (レス) id: 4566a68a9e (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - ゲリラさん» コメントありがとうございます！！！ (5月12日 22時) (レス) id: ddd90726a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hana | 作成日時：2023年10月15日 22時
