羊が３８匹 ページ38
“あの手紙”は私の家のポストに投函されていた。
そもそも何故差出人は私が卒業式の日に殺されるなんてこと分かったのだろうか？
もしかして、差出人自体が私を卒業式に殺そうとしてる……なんてこともありえるのでは？
そんなことを考えていればすぐに学校についた。
ついてそうそう、鬱が私の教室にやってきた。
「Aちゃーん！！遊びに来たで〜！！」
「朝からうるさいわね。少しは静かにしてくれない？」
そう言ったときに、妙な視線を感じた。
辺りを見渡してみても特に私を見ている人はいない。
「……？Aちゃん周りなんて見渡してどないしたん？
もしかして男！？男なの！？」
「いや、どうしてそっちになる？
ただ、少し妙な視線を感じただけよ」
「視線……？あぁ、それなら僕にやない？
だって僕……モテてるし！！！」
そう言いながら、キランという効果音が付きそうなポーズを取った。
「はっ倒すぞ」
昼にはいつものようにゾムが遊びに来た。
「なぁなぁ、朝大先生と何話してたん？」
「……ん？あぁ、あのとき私のこと見てたのゾムだったのね」
どうりで見つからないわけだ。
なぜだか知らんがこいつは気配を消すのが上手だからね。
「…？ちゃうで？俺は大先生から聞いたんやで。
朝、Aちゃんと話してきた〜！！って。マジでウザい」
「え、ゾムでもないの？」
じゃあ、あのとき感じた視線は……ただの気の所為だったのか……？
放課後、二週間経ったしもう勝手に帰っていいだろうか？
まぁいいか。確認とるのも面倒だし、二週間経ったという免罪符はあるからな。
そう思い、下駄箱に足を運ぼうとしたとき誰かにぶつかった。
「あ、すみま「ご、ごめんなぁ！！
……って、麻野さんやん！？」
すみません。
その言葉は相手に遮られてしまい、最後まで言うことが出来なかった。
なんとなく名前を呼ばれた気がして前を向くと、そこには……
「しゃ、シャオロンさんじゃあないですか……」
あのゲーセン事件でボロクソ言ってきたシャオロンさんが立っていた。
ちなみに最近になってようやく生徒会のメンバーの名前と顔が一致してきた、、、気がする。
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柚子。(プロフ) - うぃるそんさん» ありがとうございます！！！！頑張ります！！ (4月27日 22時) (
レス) id: e4888bfbe3 (このIDを非表示/違反報告)
うぃるそん - あー！！本当に大好きすぎます！これからも頑張ってください！！ (4月22日 23時) (レス) id: 4b19bdf32e (このIDを非表示/違反報告)
柚子。(プロフ) - ーーーさん» えへへ、ありがとうございます！！ (3月7日 20時) (レス) id: e5709cfba7 (このIDを非表示/違反報告)
ーーー - 好き······ (3月7日 18時) (レス) @page47 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
むぎちゃ - 大好きです！（突然の告白）頑張ってください！ (10月12日 16時) (レス) id: bf3237f3d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚子。 | 作成日時：2022年10月8日 9時
